鶏が先か、卵が先か。


わたしは、絵を描くことが

特別好きというわけではない。

嫌いではないけれど、
どうして自分が
こんなことをやってるのかと、
疑問を抱くこともある。




おそらく多くの場合、
絵の世界に誘われるキッカケは、
「子供の頃から絵が好きで…」とか、
「アーティストの親の影響で…」とか、
「学生時代に絵に興味を持って…」とか、
そういった理由だと思う。

わたしは、そのどれでもなかった。

ただ、高校を卒業する前に、
わたしの人生に本当に必要なものは、
いったい何だろうか?と、
考えたのである。

それから、
いろいろなものや、人を、
削ぎ落としていったところ、
残ったのは、わたしと、
画材道具だけだった。




正直、よくわからなかった。

夢も野望もなければ、
絵を売りたいとも思わなければ、
絵を描くことを楽しいとも思わない。

でも、目の前には絵がある。

一生懸命、考えた。
どうしてわたしは絵を描いてるのか?
絵を描くとはどういうことなのか?
わたしは何を描いているのか?
絵を描く意味は?メリットは?など…




でも、そう。

わたしは、

わたしの人生に本当に必要なものを、
ずっと探していた。
いろんなものを失って、
ようやく見つかったのだ。

だから、
掴みたい。
掴もう。
掴み続けよう。

最近は、
そう思うようにしている。




軍司倫岬

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