無駄な時間など、ない。


わたしは、
四六時中描き続けるタイプ
ではない。

絵の具を置くよりも、
絵を見ている時間のほうが、
圧倒的に長い。





絵を描くのは、
午後から2〜3時間程度。

まず、
ソファに腰掛けて、
絵をぼ〜っと眺める。

そうすると、
雑念が浮かんでくる。

今日の晩ご飯は
何にしようかとか、
あのアーティストの作品は
素敵だったなとか、
前の恋人が腹立つとか、
もっと広い部屋に引っ越したいとか、
そのときによって、
さまざま。

そんな雑念を
味わっていると、

ふと、

ほんとに、

ふと、

絵を描きたくなるのだ。




そのとき、
ようやく立ち上がって、
絵の前まで行き、
筆を持つ。

そこからは、
かなりの集中力で、
色を置いていく。

このあたりでいいかな、
と、思ったところで、
筆を置き、
またソファに戻って、
絵をぼ〜っと眺める。




無駄とも思える
その時間こそ、
わたしには
必要なのかもしれない。




軍司倫岬

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